先輩社員

映像制作の際に心がけているのは、
技術者の立場に立った情報発信です。

映像制作

計測エンジニアリング部
データエンジニアリング室

花植 奈津子

2001年入社

映像制作の際に心がけているのは、
技術者の立場に立った情報発信です。

SECTION 01 スキルを活かせる環境を求めて転職

私は以前、携帯電話の販売会社でWebシステムを構築する仕事をしていました。その会社を退社し、転職先を探す中で興味を持ったのが、TTDCの業務内容です。学生時代に学んだCG制作のスキルを活かせることに魅力を感じて入社を決めました。

現在はトヨタ自動車の社内で映像制作の委託業務を行う部署に所属し、技術訴求を目的とした映像制作を行っています。私たちが制作する映像はさまざまな目的で使われますが、その中でも機会が多いのがトヨタ自動車社内やグループ会社で開かれる展示会です。新たに開発された技術の概要を伝えるために、パネルの展示などに加えて映像が使われます。最近では、TTDCが開発した技術を紹介するために映像制作を行うケースも増えてきました。

このように、技術開発に役立てるための映像を制作することが、私たちの役割です。シナリオの作成や映像の編集、CG制作など、一連の業務を私が担当しています。

SECTION 02 映像を長く使っていただける喜び

技術者の方たちが私たちに映像制作を依頼する理由のひとつに、「映像を活用して仲間を増やす」というものがあると思います。先行開発した技術を実用化していくためには、その過程でさまざまな人の協力を得ることが必要です。映像を使って効果的な技術訴求ができれば、より多くの人の共感を得ることができます。新しい技術を世に出すためのコミュニケーションの一端を担う仕事に、大きなやりがいを感じています。

映像を制作するにあたって私がまず大切にしているのは、技術の内容を正確に知ることです。「本当に伝えるべきこと」を見極めて分かりやすく表現するために、丁寧にヒアリングをするようにしています。技術者の方の立場に立って、技術者の方の気持ちを理解した上で映像をつくる。そんな意識を持って仕事に取り組んでいます。

こうして制作した映像には多くの手間がかかっているので、できるだけ長く使っていただきたいものです。そのため、予定外の目的にも映像を使っていただけた時はうれしく思います。お客様から「あの映像を今でも使っているんですよ」と言っていただけた時は、満足していただける映像を制作できたことに喜びを感じます。

SECTION 03 上司との「対話」が支えに

私が当社に入社してから現在まで、20年以上の年月を過ごしてきたことになります。その間、自分の人生にも、結婚や出産などさまざまな転機がありました。いま振り返って改めてありがたく感じるのは、ライフステージの変化を迎える時に必ず、その時々の上司の方が親身になって相談に乗ってくださったことです。対話の機会をその都度作っていただき、生活の変化に応じた働き方ができるよう調整してくださいました。制度が用意されているだけではなく、こうした「人の支え」があることが、当社の魅力だと感じています。

私には今、小学生の子どもがいるため、フレックスタイム制や在宅勤務制度など、子育て世代が使える制度をフル活用しながら働いています(映像制作を手がける企業の中で、当社のような働き方ができる企業は珍しいと思います)。これからさまざまなライフステージの変化を迎える若手、中堅の年代の方は、きっと当社の働きやすさを感じていただけると思います。

SCHEDULE

8:30
在宅で業務開始。メールやTeamsチャットの確認、対応
9:00
絵コンテの作成
11:00
チーム内進捗確認、調整会議
12:00
昼休憩
13:00
昼礼
13:15
映像編集
15:00
客先と打ち合わせ
15:30
シナリオ制作
16:30
離業開始
20:00
在宅業務再開、映像編集
21:00
業務終了