先輩社員
日本と海外を橋渡しできる翻訳者に。
言葉だけでなく「想い」まで伝えたい。
翻訳
グローバル事業部
ランゲージソリューション室
栗原 昌子
2011年入社
日本と海外を橋渡しできる翻訳者に。
言葉だけでなく「想い」まで伝えたい。

SECTION 01 翻訳や通訳など幅広い仕事にチャレンジ
「通訳をしていただきありがとうございました。おかげで研修の内容がよく理解できました」
海外の技術者を対象とした研修が終わった時、参加者からこんな内容の色紙をいただきました。
日ごろ翻訳の業務に携わっている私が通訳を務めることは、大きな挑戦ではありましたが、この経験から通訳のスキルをさらに高めたいと思いました。
この研修では、日本人のエンジニアによる技術指導を、その場で分かりやすく訳すことが求められます。3週間の研修が無事に終わった時は、将来の自動車産業を担う人材の育成に貢献できたことをうれしく思いました。
私の所属する翻訳室では、特許に関する文書の翻訳のほか、マニュアル類や仕様書など、技術的な内容の翻訳も幅広く手がけています。
他にも新規顧客や外注翻訳者の開拓、通訳など幅広い業務を経験できることが、翻訳室の仕事の大きな特徴です。やりたいことに何でもチャレンジできる風土に魅力を感じています。

SECTION 02 難しい仕事だからこそ、充実感も大きい
私がTTDCに入社した理由は、自動車業界の一員として日本と海外との橋渡しをしたいと考えたからです。
子どもの頃にアメリカで生活した経験や大学の外国語学部で学んできた経験を活かし、日本の技術を世界に向けて発信したいと考えました。
TTDCの翻訳室では、技術者と同じ教育を受けた翻訳者が翻訳やチェック業務を担当します。自動車に関する技術的知識を備え、専門的な用語にも対応できることが大きな強みです。
さらに、私たち翻訳者が窓口となり一貫してお客様を担当する、「お客様担当制度」という制度があります。
「イギリス英語を意識して訳してほしい」「ノンネイティブの国に向けてできるだけ簡単な文章に訳してほしい」といったご要望にもきめ細かくお応えすることができます。
翻訳を行う際は単に言葉を置き換えるのではなく、技術者の方の「想い」を正確に伝えることが必要です。各開発現場特有の表現を訳す際は、「このような解釈でよろしいですか?」と事前に確認した上で翻訳します。
「TTDCの翻訳室にお願いしたら、意図していた通りの翻訳ができ上がって本当に助かった」という声をいただけることも多く、そのたびに大きな手応えを感じています。
SECTION 03 働きやすい環境もTTDCの魅力
私の今後の目標は、特許翻訳や技術翻訳、通訳の仕事を幅広くカバーした「マルチプレイヤー」になることです。同僚の誰かが困った時に「栗原に聞けば分かるよ」と言われるような、頼られる翻訳者になりたいと思います。
翻訳室の仕事は、多くの経験を積むほどノウハウを増やすことができる仕事です。これからも長くTTDCで働き、知識と経験を深めたいと思っています。
社員の多様な働き方をサポートするため、産休や育休、時短勤務などの制度に加え在宅勤務制度が用意されていることも、当社の特徴です。
私の部署にも在宅勤務制度を利用されている方がいて、子育てをしながら自宅で翻訳の仕事を続けられています。働くママさんたちの仕事ぶりを今後の自分の参考にしていきたいと思います。
また当社では年に一度、「3DV(スリーデイズバケーション)」という3日連続の休日を取得することが推奨されています。土日と合わせれば5日続けて休みを取得できるので、その休みを使って年に一度は海外旅行を楽しんでいます。公私ともに充実した毎日を過ごせる、とても働きやすい会社です。
SCHEDULE
- 9:00
- 出社後、メールをチェックします。
- 10:00
- プロジェクトミーティング。私は現在、新しい外注翻訳者を開拓するプロジェクトを担当しています。
- 11:00
- ミーティングでの決定内容を受けて事務的な業務を行います。
- 12:00
- 昼食の時間。当社の社員食堂をリニューアルする際、私もプロジェクトメンバーとして社員の意見吸い上げや業者選定などに参加しました。こうして会社の仕組みづくりに参加できることも、TTDCの魅力です。
- 13:00
- 外注翻訳者の方が訳した特許明細書をチェックします。
- 14:00
- 翻訳室内のグループミーティング。
- 15:00
- ミーティングが終わったら、引き続き翻訳のチェックやお客様とのやり取りを進めます。
- 19:00
- 退社。週に2日はジムに通い、思い切り身体を動かします。
-
特許技術者
グローバル
事業部高橋 君仁
2008年入社 -
翻訳
グローバル
事業部栗原 昌子
2011年入社 -
特許技術者
知財ソリューション
事業部小瀬 覚
2016年入社 -
知財事務
グローバル
事業部柴田 愛梨
2015年入社
※取材内容、および登場する社員の文章中の所属は取材当時のものです。