RECRUIT SPECIAL CONTENTS

技術者のきみは、
なぜ、転職をするのか?
そして転職で
何を得たいのか?

どうせ転職するなら安定した環境で
自身の成長と社会貢献につながる
特許技術者という仕事を
してみないか?

もしあなたが、少しでも特許技術者という仕事に興味を持ったなら読み続けてほしい。

私の名前は、川瀬 雅浩。トヨタテクニカルディベロップメント株式会社 IP事業本部 グローバル事業部の部長をやっています。

特許技術者とは簡単に言うと、研究開発や設計、ソフトウェア技術者などが発明した新しい技術を特許としてプロデュースし、申請・権利化していく仕事だ。

もちろん、特許を申請し、権利化するだけが仕事ではない。
特許、知的財産に関連した技術情報の収集、解析など当社の仕事の幅はものすごく広い。

この仕事をやっていてうれしいのは、どこへ行っても通用する汎用的なスキルが身につくことと、特許というものを通じて日本の産業発展、ひいては社会に大きく貢献できる点だ。

もしきみが、自身の中で、

  • 今の仕事にやりがい、意味を見出すことができない。
  • 今の仕事を通じて、客観的にどれくらい実力がついたのかがわからない。
  • 今の仕事で身につくスキルは今の会社でしか通用しないスキル。どこへ行っても通用する技術・スキルを身につけたい。

あなたがこんな願望をお持ちなら、つづきを読む価値があると思う。

特許を通じた社会貢献とは?

これはピンと来ないのが当然だと思うので、この場で説明しよう。

特許とは、新しい技術を発明した人の権利を守るために、出願するというイメージが強いのではないだろうか。
これはそのとおりなのだが、特許は発明者の権利を守る代わりに、新しい技術情報が世の中に「公開」される。
ここが社会貢献のポイント。

新しい技術が公開されると、発明者にお金を払えばその技術を自社の製品に取り入れることもできる。
また、公開された新しい技術を元に、それを改良した技術、あるいは公開された技術をヒントに、全く新しい技術を生むことも可能になるわけだ。

これが特許という仕組みがなかったらどうなるだろうか。
新しい技術を発明した人は、その技術を公開することなく、ひたすら隠し続けることで発明者自身の優位性を守ろうとするだろう。

こうなってしまうと新しい技術を改良し、より良い技術にしようとする人や、新しい技術をヒントにした技術開発も止まってしまい、同時に世の中の進歩も大幅に遅れることになる。

イギリスの産業革命は、特許という仕組みがあったからこそ、あれだけの短期間で革新的な技術が次々と生まれたといわれている。

このように特許とは、新しい技術を出願・公開することによって、世の中の進歩に大きく貢献できるすばらしいシステムだ。
私は今、転職を考えている技術者のきみにも、ぜひ特許という仕事に携わってほしいと思っている。

汎用性が高く、
どこでも通用する付加価値の高いスキル

加えて、特許関連の仕事はきわめて汎用性が高いのが特徴。

特許明細書は、どこでも通じる共通言語だ。
特許を出願するにあたり、国内外の技術情報を収集し解析するが、このやり方も基本的にはどこへ行っても考え方は同じ。
もちろん、特許事務所、企業によって、多少のやり方の違いはある。
特に、アウトプットのレベルの差は、特許事務所、企業によって大きな差がある。

どうせやるならレベルの高いところで自分の腕を磨いたほうが絶対にいい。

研究開発の現場技術者から特許技術者へ

我々は今、学校を卒業し、数年間、仕事をしたけど、なんらかの理由で転職を考えている人を仲間に迎え入れたいと思っている。
応募資格は、理系の学校を出て、なんらか技術系業務を少しでも経験していればOKだ。

トヨタテクニカルディベロップメントとは
何をやっている会社?

さて、前置きが長くなったが、次に、我々トヨタテクニカルディベロップメントという会社の位置づけ、役割を少し説明しよう。

トヨタテクニカルディベロップメントは、愛知県豊田市に本社を構えている、いわゆるトヨタ系の会社だ。
当社の事業は、知的財産(IP)事業と計測シミュレーション事業の2つです。

知財と計測? なんでこの組み合わせですか?

これは、非常によくいただく質問。

トヨタテクニカルディベロップメント(TTDC)は技術系の会社だが、車の図面の作成や、試作車の評価など、車の開発に直接携わることはない。

我々は知的財産、計測制御という専門技術を、親会社のトヨタ自動車をはじめとするトヨタグループ各社に提供し、車の開発力を強化することがミッションの会社だ。

当社の役割・位置づけ

TTDCはトヨタの開発競争力を強化する役割 トヨタ自動車 相互連携 事業会社(メーカー系) 総合メーカー(車両、メガサプライヤ) 総合メーカー 産業機器メーカー その他専門メーカー 支援依頼 技術提供 技術専門企業 知的財産 TTDC 計測制御 開発・設計請負 製造請負 メンテナンス請負

つまり、車の開発に直接携わるメーカーを、高い専門技術で側面から支援する会社ということ。

トヨタテクニカルディベロップメント。
大変長く、馴染みのない方には発音が難しい社名(笑)なので、ここからのお話は、当社の略称である”TTDC”という名称で進めます。
(慣れていないとこの社名は、噛むよね。。きみもぜひ試してみて。)

TTDCの知的財産(IP)事業って何をしているの??

さて次に、当社の知的財産(IP)事業はどのような役割なのかを説明することにします。

まず最初に我々TTDCのIP事業本部の人数規模について。

TTDC全体の社員数は約1,020名ですが、そのうちIP事業本部には約220名が在籍している。
この人数は、特許・知財業界では国内トップクラスの規模だ。

知財業界における当社の立ち位置も少し説明します。

少し荒っぽい説明だが、知財業界は、主に特許事務所と企業の知財部門に分けることができる。
TTDCのIP事業は、実はこの2つのどちらでもない。

少し難しい?
きみの頭の上には、大きなクエスチョンマークが出ているのが想像できる。
ここは気にせず、次の説明を聞いてくれればOK。

次にTTDC IP事業の仕事を説明することにします。

TTDC 知的財産(IP)事業の3つの仕事

もし、あなたがTTDCへ入社すると、以下の3つの業務いずれかで当社でのキャリアをスタートすることになる。

01

TYPES OF WORK

技術情報の調査・解析

特許事務所や企業の知財部門ではあまり多くのリソースを割いていない、いわばTTDCの業務の中で最も魅力的で強みとなる業務が、技術情報の調査・解析業務だ。

技術開発の方向性を決める際に不可欠となる、自社および競合他社、関連業界の技術開発動向。
特許情報はもちろん、論文やメーカー等からリリースされる技報、ニュースリリースなど世の中に公開されているあらゆる情報を収集することになる。
収集した情報は独自のリソース、解析ノウハウを駆使し、論拠を積み上げ、今後の技術開発の方向性などをクライアント企業へ提言していく重要かつ、やりがいの大きい仕事だ。

当社の調査・解析業務は今後、ビッグデータ解析、AIの本格導入、高度なデータ分析手法の開発とともに重要性、技術力を大きく伸ばしていく分野になっていくだろう。

それを裏付けるものとして、取りそろえている特許検索ツール、データ解析ソフトの種類の多さと、それらを使いこなす技術力も国内トップクラスであると自負している。

世の中のあらゆる情報を収集・分析し、大きな方向性を出すことが得意な会社は大手の総研、シンクタンクなど多くあるが、技術情報の収集・分析に絞込み、深堀りしている会社は日本には意外と少ないのが現状だ。

この部門は、特許業務未経験の人がいきなり配属されることは稀だが、この後に説明する特許の権利化部門で腕を磨き、いずれはこの部門でハイレベルの仕事に携わることを目指してほしい。

グローバル事業部
外国出願室 室長

高橋 君仁

知的財産の調査や解析という業務は、メーカーの知的財産部ではなかなかカバーしきれない部分です。それだけに、私たちの役割は大きなものになります。お客様の開発戦略に役立つような、価値のあるコンサルティングを行うこと。そこに、私たちの存在意義があります。

02

TYPES OF WORK

特許出願・権利化業務

トヨタ自動車をはじめトヨタグループ各社の技術者が発明した新技術を、強く広い特許としてプロデュースし、出願、権利化していく仕事です。

おそらく特許業務未経験の人の多くはこの部門に配属され、修行をしていただくことになる。

特許明細書の作成は、特許事務所に依頼するなど、仕事の内容は企業の知財部門と似ている。

この仕事の面白さは、なんといってもトヨタ流の解決原理をとことん深く学ぶことができるところ。
発明の本質をとことん突き詰めることは、特許技術者として最も大切なスキルだ。
特許出願・権利化業務は、そのようなスキルを最高の環境で、磨き高めることができる仕事なのです。

加えて我々は、トヨタ自動車直系の会社ということもあり、資本関係のない特許事務所などに比べ、発明発掘などにおける技術者との面談も、かなりディープな話になることが多い。

また、自分が特許出願に関わっている車の試作車に、テストコースで試乗させてもらった、なんてこともよくある話だ。

こういった環境は、特許の出願・権利化の担当という枠組みを越えて、車の開発に供に携わっていることを実感させてくれる。

もしあなたが車好きだったら、この環境、たまらないんじゃないかな。

知財ソリューション事業部
第1知財室

山内 慎祐

開発された技術の中には、他社の特許に抵触してしまう可能性のあるものもあります。
しかしそれでも開発者は、なんとか開発した技術を製品化したいと考えます。ならば、他社の特許に対して何らか対策を講じるか、それとも設計仕様を変更するか。

いずれかの方法を選ぶことも簡単ではありませんので、開発者、特許技術者というお互いの立場を超えて必死になって解決策を探す必要があります。

そういった深い関わりを築いた開発者とともに、テストコースでテスト車両に乗る機会もあります。

開発中の技術がどのように優れていて、お客さまにどんな「うれしさ」をもたらすのか。実際の車両に乗ることによって、より深く理解することができます。

技術開発に関わっているというと言いすぎかもしれませんが、技術開発に片足を踏み入れて仕事をしているのは確かだと思います。

03

TYPES OF WORK

外国出願業務

現代の特許出願は、日本国内のみならず世界各国における特許の出願・権利化が益々重要性を増している。

当社の外国出願業務は、専門の技術者を多数配置し世界各国への出願ノウハウを蓄積した、当社のメイン事業の1つだ。

外国への特許出願をスムーズかつ、我々の意図通りに進めるためには、出願対象となる世界各国の特許法や現地審査官の特色を細かく把握することが不可欠となる。

そのため我々は世界各国の代理人との信頼関係を強化するため、研修生派遣という形で互いの事務所間の人的交流を推進している。

毎年、春と秋になると、世界各国から代理人が当社に来訪・滞在し、いっしょに仕事をすることで、お互いの国の文化、考え方、働き方を共有し、信頼関係を築いている。

当社からも海外代理人の事務所に研修生を送り込み、現地の仕事の進め方、考え方を学ぶ機会をつくっている。

以上、3つの仕事の紹介でした。

我々はこれらの3つの業務に、翻訳、知財事務業務なども加え、知財ワンストップサービスを展開し、オールトヨタにおけるIPセンターになることをビジョンとしている。

TTDCで働く5つのメリット

  • 01

    特許明細書作成、権利化
    手続きにとどまらない幅広い
    業務を経験することができる

  • 02

    世界最先端の技術を
    取り扱うことができる

  • 03

    トップレベルの技術力を
    身につけることができる

  • 04

    安定・安心の就労環境

  • 05

    長時間通勤、通勤ラッシュからの
    開放と地方ならではの
    生活環境・住宅事情

01

TTDC MERIT

特許明細書作成、権利化手続きにとどまらない
幅広い業務を経験することができる

我々がきみに提供できる大きなメリットの1つは、特許技術者としての幅広い活躍のステージを提供できること。

きみは当社の用意する様々なステージ、つまり特許出願・権利化、外国出願、技術情報の調査・解析をそれぞれ究めていくことだろう。

1つの業務領域を究めるのに、少なくとも5年以上。

3つ究めるとなると、実に15年以上。もっとかかるかな。

当社には毎年1回、自己申告制度というのがあり、きみが将来やりたい仕事の希望やキャリアの方向性について、相談する機会がある。

特許技術という仕事が好きになったきみにとっては、これ以上ない環境ではないでしょうか。

想像してみてください。

きみは、やりがいや自身の成長がわかりにくい仕事に明け暮れる日々と、どこでも通用する付加価値の高いキャリアを長きにわたり堅実に築ける環境、どちらを選ぶ?

02

TTDC MERIT

世界最先端の技術を取り扱うことができる。

自動車に関する技術は、自動運転、テレマティクス、コネクティッド技術、電池技術など、自動車業界のみならず、あらゆる業界と絡みあい、加速的に高度化している。

現在はまさに、「100年に一度の大変革期」の名のとおり、世界中で激しい技術開発競争が繰り広げられているのが紛れもない事実だ。

そのような環境の中、我々が特許を通して取り扱う技術は、間違いなく世界最先端の競争に晒されている技術ばかり。

我々はこれまで、自動車の特許を中心に取り扱ってきたが、すでに述べたように、これからの自動車は、従来の自動車技術はもちろん、電子制御、通信技術、ソフトウェア、画像処理、電池技術などなど、あらゆる技術分野が統合されてきている。

きみはなぜ、特許技術という仕事に挑戦しようと思った?

特許技術を仕事として選んだ方の多くは、「最先端の技術に触れることができるから」という理由を挙げる人が多い。
注意しなければならないのは、特許に関わる仕事は、扱う技術レベルが低いと、特許技術者として高い技術力をつけることができない点。

当社のこのような環境、きみにはどのように映る?

03

TTDC MERIT

トップレベル技術力を身につけることができる

当社が一番自信を持っているのが、我々の技術力。

きみは毎年開催されている「特許検索競技大会」を知ってますか?
特許検索競技大会は、知財業界にいる人なら誰でも知っている大会。
この競技会は、純粋に特許事務所、会社の技術レベルを客観的に測定することができる。

当社はこの特許検索競技大会において、おかげさまで2018年は2年ぶりの団体優勝に返り咲くことができた。

特許検索競技大会については毎年、会社を代表する出場者を決める予選を社内で実施しているが、本大会を勝ち抜くより、社内の予選を勝ち抜く方が大変、という状況だ。

この状況が物語っていること。
それはあらためて説明するまでもないと思う。

また、特許庁から毎年公募される技術動向調査の競争入札についても、大手総研などが入札に参入する中、ここ5年ほどは、ほぼ毎年、案件を受注している。

特許庁は、日本の産業を発展させるため、今後実用化されてくると予想される新技術に着目している。
我々は技術力をしっかり認めてもらい、特許庁の仕事を通じても日本の産業発展に貢献しているわけだ。

以上をまとめると、

  • 特許技術者として幅広い業務を経験できることにより、中長期のキャリアビジョンをイメージできる
  • 世界最先端の技術を取り扱うことができる
  • 特許検索競技大会では、上位入賞の常連
  • 特許庁技術動向調査もほぼ毎年落札

04

TTDC MERIT

安定・安心の就労環境

実は、ここも私たちの強み。

まず給与ですが、我々の給与体系は、個人の売上げや、明細書作成本数に応じた歩合制、年俸制を採用しているわけではないので、業界の平均を大きく上回る金額を出すことはできない。

給与体系は、一般的なメーカー系の会社と同じような感じだ。

ただ、公務員のような年功序列制の給与体系ではなく、実力主義も取り入れているため、毎年絶対に給料が上がり続けるという保証はないが、毎年の給与が大きく変動することはない。

このような背景から、当社の社員は比較的早くに持ち家を購入するケースが多いのも事実。給与がわりと安定していると住宅ローンも組みやすいし、トヨタ系ということもあり、社会からの信用の高さはピカイチだ。

こんなに休んじゃっていいんですか?

残業時間、年次有給休暇(年休)の取得率は、トヨタ基準でしっかり管理している。

全社員の平均残業時間は、2016年度実績で、月間22.7時間。
働き方改革施策も後押しし、毎年減り続けている。

年次有給休暇は毎年、最大20日付与されるが、一般的な認識では20日間、すべてを使い切るのは現実的ではない。

それに対し当社では、使い切れなかった年休は2年後まで繰り越すことができるが、それ以降は消滅してしまう(ストックできる年次有給休暇の最大合計日数は60日まで)。

そのため年次有給休暇の取得率を上げるため、会社としていろいろな施策を実施している。
その中の1つが、3DVという制度。

年に1回以上、平日に3日連続の有給休暇の取得を奨励する制度だ。

この制度を使い、土日をくっつけると5連休の休みが取れることになる。
また長い人は、平日5日連続で休む人もいる。この場合だと、前後の土日を付けると、9連休となる。

ゴールデンウィークや夏休みを外した閑散期に、9連休を設定し、海外旅行へ行く人も少なくない。

こうした施策のおかげで、2016年度は社員に付与された年次有給休暇の実に95.3%が消化されずに取得された。

ちょっとおかしな表現かもしれないが、我々、管理職もがんばって休んでますよ!(笑)

PCのディスプレー、、異様に大きいですね

働き方改革の後押しもあり、我々のオフィスでの働き方も大きく様変わりしてきている。

特許の仕事は、つい最近まで出願案件に関連する特許公報、論文などの技術資料、技術系専門誌など、書類に埋もれて仕事をしていた。

そのような中、我々は、ここ数年で、オフィスのペーパーレス化を急速に推進してきた。
書類の山の中で仕事する特許という職種で、ペーパーレスを推進するとどうなるか。
当然、電子化された書類を広げる大きな作業スペースが必要となってくる。

このような状況を考慮し、現在は希望者全員に、40インチの4Kディスプレーを割りあてている。
20インチディスプレー4枚分の広さ、というになる。

そのほかにも大きなディスプレーを標準装備したミーティングエリアや、気分を変えて仕事ができるリフレッシュスペースなど、仕事の能率を上げるための仕掛けをあちらこちらで見ることができる。

コアタイムがないフレックス勤務??

TTDCのIP事業本部は総勢約220名。
そのうち、女性が半数強を占める。

まちがいではないですよ。

IP事業本部は、女性の方が多いのです。

もちろん、お子さんがいる女性技術者も多く、時折、保育園などから、
「お子さんの体調がよくないので、すぐに迎えに来てください。」という呼び出しの電話は悩みでした。

当社の働き方改革は、在籍する社員にとっていかに働きやすい会社にするか、というコンセプトで進めている。

このコンセプトを愚直に推進すると、これまでのフレックスタイム制のコアタイム(午前10時から午後3時)は、意味をなさなる。

我々は2018年より、フレックスタイムのコアタイムを基本的に廃止し、深夜労働時間帯を除く、午前6時から午後10時までの間で、働く時間帯を調整できるようにした。

知財ソリューション事業部
第1知財室

酒井 健二

ワークライフバランスが良くなったことも、TTDCに転職して変わったことのひとつです。私には保育園に通う子供がいるのですが、妻が保育園の迎えに行けなくなった時にフレックスタイム制度を利用して早めに仕事を切り上げたり、子供が熱を出した時には休みを取ったり、そうした働き方の調整がしやすくなりました。

チームで仕事をする特許技術者

我々の働き方の特徴の1つに、「チームで仕事を進める」ということがある。

特許技術者というと、パーティションで区切られたオフィスで一人黙々と明細書を書く、というワークスタイルがまだまだ一般的だ。
それに対し我々は、5人程度のグループで仕事を進めていくことが多い。

そんな仕事の進め方も考慮し、我々のオフィスはフリーアドレス化を実現している。

当社はメンバー間、上司部下間のコミュニケーションをことのほか大切にする風土。
キャリア入社したメンバーの多くは、上司や、いわゆる「えらい人」と気軽に話せる雰囲気に驚くことが多い。

知財ソリューション事業部
第1知財室 グループ長

小瀬 覚

特許技術者は孤独に黙々と仕事をするイメージがあるかもしれませんが実はお互いに支え合いながら仲間意識を持って仕事をしています。
こうした仕事の進め方は社員一人ひとりの自覚によって保たれているものです。TTDCの一員として誇りにするべき企業風土だと思っています。

あんしんして育児・介護と仕事を両立できる職場

当社では働き方改革の推進などにより、以前にも増して育児・介護と仕事との両立がしやすくなってきている。

当社の育児休職制度は、勤続1年以上の社員であれば法定の産前産後休暇の後、約2年間、休職期間を取ることができ、この制度の社員の利用率は100%だ。

また、育児休職後、職場に復帰した後も、お子さんが小学校3年生修了まで時短勤務制度を使うことができ、こちらもほとんどの社員が利用している。

大人気の社員食堂 その秘密とは?

私たちの社員食堂は、2016年に全面リニューアルしました。
食堂の業者を決めるにあたっては、何社さんかによるコンペを行い投票で決めたという経緯がある。

コンペを経て業者さんが代わり、食堂の昼食は格段に美味しくなりました。特徴的なのが、「グラムバイキング」というメニュー。
自分の好きなものを食べたい分量だけ選び、グラム単位で価格が決まるシステム。

このグラムバイキングは社員に好評で、昼休みに入るとバイキングの前には列ができるほど。

  • 比較的安定した給与体系
  • 全社員の月間残業時間平均は、22.7時間
  • 年次有給休暇の消化率は95.3%
  • ペーパーレス、フリーアドレス化されたオフィスエリア
  • チームで仕事をする職場風土
  • 育児休職制度、時短勤務は該当者のほとんどが使用
  • グラムバイキングを導入した社員食堂
  • コアタイムなしのフレックスタイム制を導入

05

TTDC MERIT

長時間通勤、通勤ラッシュからの開放と
地方ならではの生活環境・住宅事情

東京、大阪などの大都市圏から当社へ転職する隠れたメリットがここ。

当社社員の通勤時間は、短い人で約15分、多くの社員が1時間以内。
電車で通勤する人の割合は、全社員の3割~4割程度。
私の感覚ではかなり多いな、という印象だ。

この地区の通勤ラッシュは東京、大阪などとは異なり、電車の中で人と人が接するような混雑は基本的にない。

もちろん、車通勤OK。会社駐車場完備。

TTDC社員はどこに住んでいる?

当社社員の住んでいる場所は大きく分けて、2つの傾向に分かれるようだ。

1つめの傾向としては、通勤時間をできるだけ短くするため、豊田市内およびその周辺の岡崎市、みよし市などに住むパターン。

もう1つの傾向として、週末には名古屋の街へ繰り出すライフスタイルを好む人は、名古屋市の天白区、長久手市などに住む人が多い。

名古屋市天白区は、名古屋市営地下鉄圏内なので、名古屋の街中へのアクセスが非常に良いのが特徴。

また、長久手市は、東洋経済新報社などがまとめる、「住みよさランキング」では毎年上位にランクインしている(2018年は日本で第2位)。

電車で通勤する社員は、名鉄の梅坪駅から発着する会社のバスを使い、本社まで出勤している人が多い。

短い通勤時間と大都市圏の猛烈な通勤ラッシュからの開放。

これらのメリットは、はかりしれない。
これだけでも相当、人生が豊かになると思う。本当にありがたい環境だ。

さあ、エントリーしてみませんか?

特許技術者としてのキャリアを変えるのは今。挑戦してみよう!

募集要項はこちら

よくいただく質問FAQ

何か疑問に思ったことはありますか?

特許業務は全くの未経験ですが、本当に大丈夫ですか?

あなたが理系出身の技術者で、「私は特許のプロになる!」という熱意があれば大丈夫です。
特許という仕事は研究開発や設計などの世間一般で言う技術者と比べると、かなり特殊な仕事です。
特許公報という世間一般からすると難解な文書を読み解き、それらから何らかの結論、筋道を導き出さなくてはなりません。
このような特殊な仕事ですので、未経験のあなたなりに、特許についていろいろと調べ、なんらか仕事に取り組むイメージを持てている方でしたら、入社後、われわれがしっかり責任持って育成していきます!

面接ではどのようなことを聞かれますか?

これはなかなかストレートな質問です笑
特許業務未経験の方の面接の場合、我々が一番気にかけるのが、「特許業務に対する熱意」です。
これは上の質問の回答でも述べさせてもらいましたが、特許という業務は難解な文書を数多く読み解く、ある意味、忍耐を要する仕事ですので、本当にこの仕事が好きでないと苦しいだけです。

よって、特許に対し、どれだけ熱意と興味があるかが気になるところです。
もちろん、熱意、興味を具体的に示すためには、あなたはしっかりなんらか行動する必要があることは言うまでもありません。

加えて、これはどの会社も似たり寄ったりだと思いますが、質問に対し、簡潔かつ論理的な受け答えができるかどうかがポイントです。
面接であなたにお会いできるのを楽しみにしています。

業務未経験で入社した人はいますか?

たくさんいます。
2018年だけでも4名が、年齢的には第二新卒相当となりますが、全くの未経験で入社しています。

入社後、特許明細書の作成はしますか?

当社の業務においては基本的に特許明細書の作成は行いません。特許の出願・権利化という業務において、我々は技術者と二人三脚で、出願する特許内容を凝縮した、「特許明細指示書」を作成いたします。
つまりは、特許明細書作成の上流プロセスとなるわけですが、もしあなたが明細書作成の経験をお持ちなら、この仕事への適合性は十分にあります。理由は簡単です。「特許明細指示書」作成にあたっては、後工程である明細書作成の経験はあなたにとって、大きなアドバンテージになります。

文系でも応募できますか?

大変申し訳ございませんが、当社の募集は、新卒、キャリア採用ともに高等専門学校、理系の大学・大学院を卒業・修了された方に限定させてもらっています。
一言で理系といっても、とても幅広いですが、基本的には理系であれば学部学科は問いません。
大学受験時に数学、理科を選択し、大学入学後にはなんらか自然科学系、工学系の卒業研究を履修していることが目安となります。
ご自身の出身学部・学科が文系、理系どちらなのかわからない場合は、一度ご相談ください。

社員の平均年収を教えてください。

ここはなかなか難しいところですが、2016年度の、年齢別平均年収は以下のとおりです。

  • 25歳 450万円
  • 30歳 550万円
  • 35歳 650万円
  • 40歳 750万円

これはあくまで、ある特定の年の、特定の年齢での全社員の平均値であることをご了解ください。
35歳以上になってくると、平均値の中には、管理職の社員も含まれます。
これは申し上げるまでもないと思いますが、上記の年齢に達したら必ず上記の年収になるというわけではありません。実績、人事評価により、上記よりも低い場合もありますし、管理職であれば、当然上記年収値よりも高い値となります。

特許事務所に勤務しています。応募に際し、弁理士の資格は必要ですか?

特許明細書の作成経験または、企業の知財部門での実務経験がありましたら弁理士の資格有無は問いません。
もちろん、入社後に弁理士の資格取得を志すことは大歓迎ですが、当社での業務を遂行するにあたり弁理士の資格は必須ではありません。
ちなみに現在、120名の技術者のうち、弁理士資格を保有する社員は10名程度です。

特許事務所勤務です。募集しているのはどのような分野でしょうか?

特許明細書作成経験または、企業の知財部門での実務経験がありましたら、担当、経験分野は問いません。

内定から入社までの期間は?

もっとも多いパターンは、内定から2ヶ月から3ヵ月後の入社です。
ただ、我々が大前提としたいことは、あなたが現職を円満に退職された後、当社にご入社いただくことです。
よって、入社の時期については、できるだけ相談に応じます。

IP事業本部の社員の出身大学の学部学科は?

特許技術者は全員、理系の大学・大学院、高専の出身です。
理系とはいいましても幅広く、工学部の機械、電気電子、農学部、理学部の物理、数学、生物など、理系のあらゆる学部学科出身者がまんべんなく在籍しています。

社員はどこに住んでいますか?

当社社員の居住地域は、2つの傾向に分かれます。

1つ目の傾向としては、マイカー通勤を主体とし、通勤時間をできるだけ短くするため、豊田市内や周辺の岡崎市、みよし市などに住むパターン。

2つ目の傾向としては、週末などのために、名古屋の街中へのアクセスを重視するバターンです。
このパターンの社員は、名古屋市天白区、長久手市あたりに住む人が多いです。
名古屋市天白区ですと、名古屋市営地下鉄圏内となり、名古屋へのアクセスはとても良いです。

住むところを間違えてしまうと、公共交通機関の乗り継ぎ等が不便だったり、マイカー通勤の場合も渋滞に巻き込まれる可能性が高くなったりと、不便をきたす場合があります。
ですので、居住地域につきましては入社前に人事担当者にご相談することをおすすめいたします。

住宅手当について教えてください

当社の住宅手当は、2つのプランの組み合わせにより、支給されます。

1つ目は、会社正規の住宅手当の制度です。
この制度ですと、概ね以下の支給となります。

  • 独身者(30歳まで) 月上限で15,000円まで支給
  • 所帯者(40際まで) 月上限で20,000円まで支給

支給条件でご注意いただきたいのは、ご実家の住所などにより、支給対象となるかどうかが、変わってきます。詳細をお知りになりたい場合は、エントリー後、お問合せをいただければと思います。

2つ目は、選択式福利厚生プラン(通称:TTDCカフェテリアプラン)を利用もしくは併用するパターンです。

TTDCカフェテリアプランでは、住宅補助、住宅ローン補助、社員食堂での喫食費の補助、旅行補助など、さまざまな使い道が用意されています。
このプランの中から、住宅補助を利用申請すれば、会社正規の住宅補助の支給補助条件に関わらず、補助を受けることができる点です。
会社の正規の補助制度を使うことができれば、例えば40歳未満の妻帯者の場合、最大27,000円の補助を受けることができます。

TTDCカフェテリアプランは、年齢、役職に関係なく、社員全員が利用することができます。

  • 住宅手当の支給を受けるには、社員本人名義で不動産の契約を行うことが必須となります

社員の主な通勤方法を教えてください。

全社員の6割から7割程度が車通勤です。
3割から4割程度は、電車などの公共交通機関で通勤しています。
電車で通勤される場合、名鉄梅坪駅、愛知環状鉄道梅坪駅から出勤時、退勤時に会社の通勤バスが運行されています。
日中においても、出勤時、退勤時と比較し、本数は減りますが、梅坪駅を経由するバスが運行されています。
駅から徒歩で通勤される場合は、名鉄猿投駅が会社から一番近い駅となります。

教育制度を教えてください

キャリア採用で入社される場合も、あなたのこれまでのご経験、スキルに応じて、個別の研修プログラムがつくられます。これまでの実績ですと、出願時の請求項の書き方、特許庁からの拒絶対応についての演習、好事例の共有や、エンジンの分解組み立てなど、自動車の構造実習など多義にわたります。
教育期間は、人によって異なりますが、3ヶ月から、長い人では1年間程度、業務を行いながら研修プログラムこなしていくことになります。

もちろん、職場先輩、上司からの日々のOJTも日々実施されていくことになります。

今現在、車の構造等に関する知識が少ないですが大丈夫でしょうか?

今の時点で、車が嫌いで、機械、電子制御というものに対しアレルギーがある、という方にはこの仕事はおすすめしませんが、入社後、しっかり勉強していただければ大丈夫です。
実際、農学部や理学部の生物出身といった、あまり車に縁のなさそうな専攻の社員でも、普通に専門家として業務を遂行しています。この点もあなたしだいですが、我々はそういった知識・経験を吸収する環境を提供していますので、この点もご安心ください。

社員の出身地は?

出身地として一番多いのは、やはり地元の愛知県になりますが、社員の出身地は全国まんべんなく分散している印象です。 加えて、外国籍の社員も10名ほど在籍しています。 国籍別としては、中国、韓国、イギリス、カナダなどの社員がいます。

職場の雰囲気は?

キャリア採用で入社した社員からよく聞くのは、職場の風通しがよい、上司と話しやすい、という点です。
我々からするとこれが当たり前なのですが、まだまだ歳が離れた上司や、役職が離れている人とは気軽に話せない、というところが多いようですね。

加えて、特許技術者の職場で、チームワークを重視するという点も変わっているといいますか、素晴らしい風土だという声もよく聞きます。
こうしたチームワークという風土が、年次有給休暇の取得推進や、残業時間の低減に大きな効果を発揮していると思います。

アクセスマップ